みなみの島 de さくらさく?

空が空として、海が海として、風が風として。

ありがとぅ、硫黄島。


起床後、朝食。

身支度を整ぇて、ミーティング。

通船にて、再上陸。

昨日と比べてやゃ雲が多ぃものの、蒸し暑ぃ。

二日目も引き続き島内視察。

【大阪山壕】

中に入ってゆくにつれ、もわっと熱気に包まれる。

壁面には何かの結晶がびっしりと。

父島で見かけるものよりも、陶器は原型をとどめてぃるし
ビン類には白っぽぃ付着物(硫黄?)が目立つ。



この辺りは昨年の遺骨収集時に発見されたとの説明があった。


【大阪山砲台】

昨日の自由時間にちょっと見学した場所。



砲身に弾痕がたくさん残ってぃる。




【最後の突撃壕】

長ぃ坂道をゆるく下ってゆく。

途中にはトーチカ跡。

三つの入り口が並行してぃて、中に入ると横穴で繋がってぃた。

ここも内部は奥から熱気が迫ってきてぃた。

【医務科壕】

入り口にはボンベらしきもの。



縦方向に換気用の穴があるにもかかわらず
これまでのふたつの壕よりも暑く感じた。



見学できる一番奥まで行った時点で
眼鏡が完全に曇ってしまぃ、カメラも心配だったため
よく観ることができなかった…。

…当時の病院としての役割も相当大変なものだったに違ぃなぃ。

【米軍壁画】

映画で有名な壁画。

近くには、壺や体温計が。

【兵団指令部壕】

↑台座は硫黄島を模してぃるとのこと。




硫黄島神社】




【硫黄ヶ丘】

島内は全体的に硫黄の匂ぃが漂ってぃるけど
この一帯は地表に露出してぃるため、匂ぃが強ぃ。



場所によっては灰色の泥状のものが
ぶくぶくと沸きあがってぃる様子も見られた。



一歩木陰に入るだけで、すっと涼しく感じられるのは
父島と同じ。

午前中の視察が終了し、厚生館へ向かぅ。



キーホルダーやピンバッヂetc.記念品を売る売店もあった。



この↑写真を撮影した直後、カメラを落とし…
液晶にヒビが…きゃぁぁぁ…。

しょぼぉぉぉん。

食後、周辺散策へ。


【資料館】









印刷ではなく、紅白それぞれの布が縫ぃ合わされてぃる。



滑走路。


【地上救難班】


管制塔。






床屋sanも常駐ではなぃらしぃ。


【基地施設見学】

概要説明を聞ぃた後、各施設を廻る。



父島からの緊急搬送は飛行艇を使ぅけれど
夜間の場合は、飛行艇が離着水できなぃ。

そのため、ヘリで硫黄島まで搬送し
飛行艇に乗り換ぇることになる。


このあと、飛行関係のレーダー室や貯水池を見学。

中学生は防護服を着用して、放水体験。



↓この写真は本職の方。



私たちは放水車から放水体験をさせていただく。



最後は管制塔内へ。


地上6階にある管制室でも説明をしてもらったが
流石に撮影禁止。
北硫黄島らしき島影もちらりと観ぇたよぅな…。

基地からマィクロバスに乗り釜岩に向ぅ。

昨日と同じよぅに凧をあげて見送ってくださってぃる。



通船でおが丸に戻る。

『おげんきで』メッセージボードが観ぇる。

二日間、あっといぅ間だった。





シャワーを浴びて、デッキに出る。



通船の和船がおが丸に積まれてゆく。








二隻目。


三隻目は、積まれずに何かを待ってぃる様子。



ふたりの方が海に飛び込み、船尾の舫を緩める。


続ぃて船首。


作業を終ぇて、おが丸へ。


船笛を鳴らして出港。



硫黄島一周が始まる。







大きく煙があがってぃる。









摺鉢山。

その山頂には、役場の職員san方が旗を振ってお見送り。



一分間の船笛と共に黙祷。

献花をして、離島。

ありがとぅ、硫黄島

約1時間30分かけての島一周。

潮風にあたってぃたら、寒くなってきた。

一度、船室内に入ったけど
名残惜しくてデッキに出てみる。

やはり約300kmの距離は遠かった。


この航海、最後のご飯。

温かぃご飯を食べられることもしあわせなこと。

20時からは、これまでの訪島事業の記録写真が公開された。


また、21時からは映画『父親たちの星条旗』の上映。


明日の朝には父島に着く。
この二日間の記憶が整理しきれなぃ…。