みなみの島 de さくらさく?

空が空として、海が海として、風が風として。

青空と陽射しと黒砂と。

朝4時30分。
窓の外には硫黄島
早速デッキに出てみる。

日本各地で観られる島々と比べて平らな印象。

有名な摺鉢山のシルエット。

日の出が近くなってきた。

船尾に移動すると、和船を降ろしてぃる最中。

硫黄島には、おが丸が直接接岸できる桟橋がなぃため
和船に乗り換ぇて上陸することになる。

その和船3隻がクレーンによって海へ。

台風の心配もあったけど、静かな凪の海。

と、太陽が顔を出す。

途端に、じりじりとした陽射しを受け…船内へ。

航路表示を見る。

こんなに南下してきたんだ。

私たちの班の朝食は6時30分から。
6時からの方々とすれ違ぃ
Ysanが『ウィンナー攻めだったよ…。』っと。
? ? ?
今回の訪島中の食事はレストランにて
全員同じメニューが供されることになってぃる…っと思ぅ。
『いただきます。』

…う〜む…ホットドックアメリカンドック、ハムカツ。
凪の航海だったから完食できたけど…。
年配の方々にはどぅなのかな。
あ、学校行事で参加してぃる中学二年生には好評だったとか…。

支度を済ませ、いよいよ上陸。

和船に乗り、ラィフジャケットを着用。

乗船時間は5分とかからず。

島では、歓迎の意味を込めて凧を揚げてくれてぃた。

…写真には写ってなぃか…。

班ごとにマィクロバスに乗って、慰霊祭の行われる祈念公園へ。



まだ9時前だといぅのに強ぃ陽射し。



父島よりもクリアな青空で陽射しがより直のよぅな。



慰霊祭では、村長式辞、黙祷、旧島民の方や戦没者ご遺族の追悼のことば
献花、中学生の誓いの言葉、献歌と続ぃた。

ただひたすらに平和を祈る。

バスに乗り、祈念会館へ向ぅ。

島内の道路は砂利道が多く、砂埃が舞ぅ。

昼食はお弁当。

その後、少しだけ自由散策。



謎の花…トケイソウ系かな?


謎の蝶。




【大阪山砲台】

父島でみたどの砲台よりも形がしっかり残ってぃるよぅに感じた。

見渡す先には、やはり青ぃ海。

散策路のそこかしこに壕が点在してぃる。

午後は、班ごとに島内視察。
【北観音】


【天山慰霊碑】

この脇の壕からは熱ぃ空気があがってぃた。

↑これら↓の穴からも蒸気が出てぃて
手をかざしてぃると時々火傷をしそぅなほどの熱気がきた。


【204設営隊(釜場)】

シマオオタニワタリetc.見慣れた植物たち。





リュウゼツランやハイビスカスも。

【鎮魂の丘】


【南海岸】

米軍が上陸したので【上陸海岸】とも呼ばれてぃると。

長く黒ぃ砂浜が伸びる。

と。

南硫黄島が観ぇた!

【再会の碑】


【摺鉢山】
標高169m。

隆起による地割れが島内各所にみられる。





硫黄島全体。


釜岩方面。

おが丸が小さく観ぇてぃる。

そしてまた。

南硫黄島

摺鉢状の部分。


【摺鉢山水平砲台】




【南観音】


ここでRchanの靴が…。

以前、硫黄島に訪島した方から靴底へ大きなダメージがある
と、聞ぃていたけど…地熱か、太陽熱か…。

【飛行機利用のトーチカ】






【鶯地獄】

大きな穴から蒸気があがる。

【沈船】
おが丸からも観ぇたこの船の残骸たち。

米軍が港湾施設の土台とするために沈めたとのこと。


あっといぅ間に上陸一日目が終了。

おが丸へ戻る。


シャワーを浴びて汗を流し、おやつtime。

各々の写真を見ながら、一日の振り返り。


18時から夕ご飯。

ごちそぅさまでした。

日没後の夕涼み。

お喋りをしたり、写真を撮ったりしてぃると
南十字星が観ぇはじめてぃる!』

天体に詳しぃ方の解説を聞きながら目を凝らす。

三つ目までは完全に確認できたど…四つ目は肉眼がぎりぎり。
それでも、南十字星が観られるここは内地から約1,300km南。

船内のTVで映画『硫黄島からの手紙』を上映するとの放送。
開放されてぃる二等船室へみんなで集まる。
TVをつけよぅとするとSchanが
『いぃから、座って、座って。』と。

そこへYchanが綺麗なピンク色のスパークリングワィンを取り出す。
《Happy birthday》の歌。
私のお誕生日、覚ぇてぃてくれたんだ♡
場所が場所だけど、年に一度のbirthday。
素適なお友だちに囲まれて本当にしあわせだと思った。
この瞬間を一生忘れなぃ。
そして。
こぅしてお誕生日を祝ぅことのできる平和な世界であり続けるよぅに
これからも祈り、自分にできることをしてゆけたら…
まとまらなぃながらもそんなことが頭に浮かんだ。

今年もお誕生日を迎ぇました。
いろんな形で出会ぇた皆に最大級のありがとぅ!

…長々とここまで読んでくださった方にも感謝です…。